歯周病|茅ヶ崎の歯医者なら、拡大精密治療の湘南まつだ歯科医院

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歯周病

当院の歯周病治療

再発を防ぐために

歯周病は、歯の根元付近まで入り込んでいる歯石まで綺麗に取り除かないと、再発します。歯石がどのあたりまで入り込んでいるかをしっかり検査した上で、取り残しがないように慎重に治療を行います。

歯周ポケット検査

歯周ポケット検査とは、プローブというものさし状の器具を用いて、歯と歯ぐきの間の隙間(歯周ポケット)の深さを調べる検査です。深ければ深いほど、歯周病が進行しています。

当院では、1本の歯につき、5~6箇所は検査をします。歯の左側は大丈夫でも、右側は歯周ポケットが深い……ということはよくありますので、歯周病の兆候を見逃さないように心掛けています

歯の動揺度の検査

通常であっても歯に強い力を加えれば動揺がみられますが、歯周病にかかるとその動揺度は顕著にあらわれます。歯の動揺度を測定し、歯周病の進行具合をチェックします。

レントゲン検査

歯周病が進行すると、歯を支える顎の骨は溶けていき、骨密度も低くなります。レントゲン撮影することによって、顎の骨の状態や歯周病の進行具合をチェックします。

歯周病とは

歯周病は、歯と歯ぐきの間にたまったプラークに潜む歯周病菌が、歯ぐきに炎症を引き起こし、顎の骨を溶かしていく病気。最悪の場合には歯が抜け落ちます。喫煙によってさらに悪化することもあるため、タバコを吸う方は注意が必要です。

歯周病は、痛みなどの自覚症状がかなり進行しないと出ないため、治療が遅れがちです。そのため、歯科医院での定期的なメインテナンス(定期検診)が必要です。定期検診を受診すれば、歯周病を予防できるのはもちろん、もし歯周病にかかっていたとしても早期発見・治療につながります。

歯周病の進行段階

初期段階

時折ブラッシングで出血がみられますが、特に痛みなどはありません。この段階での歯周ポケットの深さは4mm程度ですが、歯石除去で改善することがほとんどです。
※健康な歯ぐきの歯周ポケットの深さは2mm程度です。

第2段階

歯ぐきが赤く腫れ、炎症を起こします。歯周ポケットの深さは4~6mm程度に深くなります。やがて顎の骨が溶けはじめ、歯がぐらついてきます。

最終段階

顎の骨が半分以上溶け、口臭がひどくなります。歯周ポケットの深さは6mm以上、歯はぐらつきがひどくなり、最後には抜け落ちてしまいます。

重度の歯周病

溶けてしまった顎の骨は自然治癒することはありません。条件が合えば外科的な歯周病治療の際、エムドゲイン等の骨再生法を行うことによって自分の歯を再び良い状態にすることが出来ます。

エムドゲイン

「エムドゲインゲル」という薬剤を、顎の骨を再生させたい部分に注入して歯周組織の再生を誘導する方法です。GTRと同様、歯肉に対し骨の再生を妨げないようにする役目を果たします。

症例

術前

右上1番・左上2番に垂直性の骨欠損が見られます。通常このまま骨がなくなって、ぐらぐらしてきていずれ抜歯になることが多いケースです。

赤丸の部分がすべて黒くなっていますが、これは骨が欠損しているということです。

術後

歯周外科処置に加えてエムドゲインによる再生療法を行いました。通常一度なくなってしまった骨は戻っては来ないのですが、再生療法により骨が再生し、回復してきているのがわかります。

術前の写真では、赤丸の中はすべて黒くなっていましたが、2か所とも赤丸の上部が白くなっているのが分かると思います。これは、骨が再生されたということです。

その後再発もなく、良好な経過を送っています。

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