入れ歯
当院の入れ歯治療
安定性の高い入れ歯を作製
入れ歯を作製する際に主に心掛けているのは、残っている歯に負担がかからないようにすることです。残っている歯に大きな負担がかかると、その歯も抜歯のリスクが高まります。ご自身の歯をできるだけ残すためにも、できるだけ負担を減らせるように調整します。そしてさらに、咬み合わせがピッタリと合うように調整することで、より安定性が高まります。
これ以上歯を減らさないように、そして美味しく食事ができるような入れ歯を作製いたします。
ドクター、技工士、衛生士による打ち合わせ
自費の入れ歯を作製する際は、治療を担当するドクター、実際に入れ歯を作製する技工士、そして入れ歯装着後のメンテナンスを担当する歯科衛生士による3名で打ち合わせを重ねながら、慎重に作製します。
特に技工士は、技術の高い技工士・業者に限定しておりますので、精度の高い入れ歯が完成します。
技工士は、口腔内模型や口の中の写真、レントゲン写真などを確認しながら、疑問に思ったこと、技工士目線で「もっとこうした方が良い」と思ったことなどをドクターに伝えます。その後、何度も打ち合わせを重ねながら、0.1ミリ単位で製作物の調整を行い、完成を目指します。
また、衛生士の意見も重要です。いくら精度の高い入れ歯を作製したとしても、メンテナンスしづらければ、患者さんにとって「使いづらい入れ歯」になってしまいます。精度も高く、かつメンテナンスもしやすい入れ歯を目指すため、メンテナンスのプロである衛生士の意見も取り入れています。
入れ歯治療とは
入れ歯は、失った歯を補う方法として昔から親しまれてきました。インプラント治療も最近は人気ですが、入れ歯は現在でも一般的な補綴方法として今でも多くの方に選ばれています。
比較的安価である
入れ歯には保険のものと自費のものがあり、保険のものを選択した場合、費用が安価です。自費のものを選択した場合でも、その費用はほとんどのケースでほかの補綴治療にかかる費用より安く済みます。
手術がなく治療期間が短い
入れ歯は手術が不要なため身体への負担がなく、治療に何ヶ月もかかることはありません。
自費診療のメリット
健康保険が適用されない自費診療。割高なように思えますが、違いは費用だけでなく、品質にもあります。高品質な入れ歯をつくれるのが、自費の入れ歯の最大のメリットでしょう。
- 耐久性が高く長持ちする
- 薄くて喋りやすく違和感がない
- 噛み心地がよく食事がおいしい
- 床の部分の選択肢が多い
- 審美性が優れている入れ歯もある
- 外れにくく歯に負担がかからない
- 上あごに食事の際の温度が伝わるため、美味しく食事ができる
より快適な噛み心地を求めて
今お使いの入れ歯に不満があり、おいしく食事をしたいという方には「金属床義歯」がおすすめです。金属床義歯とは、上あごや下あごの舌側にあたる部分が金属でできた入れ歯のこと。その薄さは一般的なプラスチック製の入れ歯に比べてわずか約3分の1で、口の中での違和感が少なく快適です。また、特に素晴らしいのは、飲食物の温度がよく伝わり、より自分の歯に近い感覚で食べたり飲んだりできることです。さらに、スムーズに舌が動くため発音にも支障が出にくくなっています。
当院で対応している金属床材
金属床に使われる「コバルトクローム合金」「チタン」といった金属素材は、金属アレルギーの恐れがほとんどありません。しかも耐久性が高く、強い噛み合わせや衝撃にも耐えることができます。
コバルトクローム合金
金属床の中でもっともスタンダードな素材として使われています。保険のプラスティックの入れ歯よりも薄く違和感が少ないです。
純チタン
金属床のスタンダードな素材であるコバルトクローム合金に比べ、より生体親和性が高く金属アレルギーを起こさず、合金化しない純粋な金属。コバルトクロームの金属床に比べ、非常に軽く装着感が良いです。
金合金
貴金属であるため高額になりますが、生体親和性の高さと加工のしやすさが最大のメリットです。また、修理も柔軟に対応できます。